診療案内
月曜日から金曜日まで診療時間内に初診対応しております。完全予約制ですので事前に電話予約(072-743-9102)または下記の予約システムよりネット予約をお願いします。当日予約については、お電話にてお願い致します。検診結果がある場合や、かかりつけ医で通院中の場合は可能であれば紹介状の持参をお願いします。
生活習慣病外来
生活習慣病は、食事・運動・喫煙・飲酒などの生活習慣が発症・進展の原因となります。
動脈硬化につながり、心臓病・腎臓病・脳卒中といった全身の血管病変を引き起こします。
<特徴>
・自覚症状がなく、疾患が気付かないうちに進展していることがある
・薬物療法だけではなく生活習慣(食事・運動)にも対応が必要である
生活習慣病である疾患:
・高血圧・高脂血症・糖尿病・高尿酸血症・メタボリック症候群 など
健診で上記疾患の指摘があった場合には、来院をおすすめしています。
投薬だけでなく生活習慣の見直しも同時に行っています。
腎臓内科専門外来
検診で腎機能障害検尿異常を指摘された方、腎臓のことが心配な方に向けて腎臓専門医による腎臓内科専門外来を行っております。
当院で取り扱う疾患(慢性腎臓病(CKD), 多発性嚢胞腎, 慢性腎炎, 蛋白尿・血尿, 糖尿病性腎症, 特発性浮腫)
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- 健康診断などで腎機能が悪いと言われた
- 尿検査で「尿潜血」や「蛋白尿」を指摘された
- 尿の色や性状(泡立ちなど)が気になる
- 尿の量が減っている。頻尿である
- 糖尿病の治療歴がある(透析となる原因疾患の1位です)
- むくみが出ている
- 近親者に腎臓病があり不安である(多発性嚢胞腎のように遺伝性のある腎臓病もあります。当院は難病指定医および難病指定医療機関であり、診断/治療が可能です)
- 透析が必要と言われたが、透析を始める時期や透析の方法、腎臓移植について聞きたい
CKD(慢性腎臓病)とは
腎臓の働き(糸球体ろ過量:GFR)が健康な人の60%未満に低下する(GFRが60mℓ/分/1.73㎡未満)か、あるいはタンパク尿が出るといった腎臓の異常が続く状態を言います。GFRは採血で血清クレアチニン(Cr)値をもとに推算した糸球体濾過量(eGFR)で簡単に測定出来ます。加齢とともに腎機能は低下しますが、他にも高血圧・糖尿病・高脂血症といった生活習慣病があると腎機能低下が早くなることが知られており適切な治療により末期腎不全/透析に至ることを予防することが出来ます。
透析診療の御案内
透析とは
透析(とうせき)とは、病気などで十分に働かなくなった腎臓の代わりに、人工的な方法で血液をきれいにする治療法のことです。腎臓には、体内の老廃物や余分な水分を「尿」として外に出すという、フィルターのような重要な役割があります。この機能が低下すると体に毒素が溜まってしまうため、透析によって体調を維持します。腎機能が10%未満になった場合に透析の導入が必要となります。
主に以下の2つの方法があります。透析が必要となった場合には腹膜透析/血液透析、両者の特徴を良く知り選択することが大事です。
腹膜透析
腹膜透析は、一言で言うと「自分の体(お腹)の膜をフィルターにして、血液をきれいにする方法」です。病院に行かず、自宅や職場で生活リズムに合わせて行えるのが大きな特徴です。お腹にカテーテルを挿入する手術をする必要があります。カテーテル留置手術は川西市立総合医療センターで受けていただきますが、その後の治療は当院で継続可能です。当院で提供している血液透析と比べた際の特徴をお伝えします。
メリット
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通院が少ない: 安定している場合、月に1回の通院で済みます。仕事をされている方にとってのメリットは当然のこと、御高齢で通院が大変な方にとっても家族の援助のもと自宅で透析を行うことが可能です。血液透析の場合は週3回の通院が必要です。
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体への負担が穏やか: 24時間かけてゆっくり浄化するため、血圧の変動が少なく、心臓への負担が軽いです。
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食事・水分の制限が緩やか: 毎日継続して行うため、血液透析よりも制限が少なくて済みます。特にカリウムの制限はほとんどないことが多いです。
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針を刺さなくていい: 血液透析のように毎回血管に針を刺す痛みやストレスがありません。
- 訪問診療での対応が可能:通院が困難になった場合には、当院から訪問診療を行うことも可能です。他院で腹膜透析をされている場合でも当院にお問い合わせいただければ連携をとり対応が可能です。
注意点
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自己管理が必要: 液の交換作業や、お腹の出口の消毒を自分(または家族)で行う必要があります。
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治療期間の限界: 腹膜の機能は長年使うと低下するため、一般的に5〜8年程度で血液透析に移行することが多いです。


まとめ
| 比較項目 | 血液透析 (HD) | 腹膜透析 (PD) |
| 場所 | 病院・クリニック | 自宅・職場 |
| 頻度 | 週3回(通院) | 毎日(自分で行う) |
| 時間 | 1回4〜5時間 | 1回30分程度(数回/日)または就寝中 |
| 体の負担 | 短時間で急激に浄化する | 24時間かけてゆっくり浄化する |
血液透析
週3回通院いただき、透析を行います。血液透析を行う際には事前にシャント手術が必要となります。
シャントとは
透析では、1分間に約200mlという大量の血液を取り出し、ダイアライザー(人工腎臓)で浄化して体に戻す必要があります。しかし、通常の静脈は血流が弱く、透析に必要な量を確保できません。そこで、手術によって「血液の入り口」を作る必要があります。これがシャントです。標準手術では手首付近で「動脈」と「静脈」を直接つなぎ合わせる手術を行います。仕組みとして 動脈の強い血流を直接静脈に流れ込ませることで、静脈を太く発達させ、透析用の針を刺せるだけの十分な血流量を確保します。


透析施行時間
血液透析透析時間は4時間が標準でありますが、長時間透析により体調のさらなる改善に加え、生命予後の改善や合併症を起こしにくくなることが知られております。相談の上、5時間以上の長時間透析にも対応しております。また、さらに通院の負担がなくライフスタイルに合わせて透析量を増やす方法として在宅血液透析にも対応しており、お気軽にご相談下さい。
夜間透析
月水金は22時までの夜間透析に対応しております。
全台オンラインHDF対応
オンラインHDFに対応し、透析の質を確保しております。
シャントエコー
定期的なシャントエコー検査と穿刺困難者にはエコーガイド下穿刺を施行。シャントトラブルを未然に防ぐように対応しています。
シャントPTA
透析を施行するのに不可欠なシャント血管(人工的に静脈に動脈をつないだ血管)は、狭くなったり(狭窄)、詰まったり(閉塞)することがあります。その際に細い部分の内部で風船(バルーン)をふくらませることによって血管を中から広げる治療である経皮的血管拡張術をクリニック内で施行しております。その際にはエコー・血管造影を組み合わせて安全に施行出来るように努めております。


心エコー
年に1回の定期検査に加えて随時、必要時に施行し適切な体液量を保てるように評価してまいります。
フットケア

特注の足浴台を作製しました。透析中に、足浴とあわせてフットケアを行い足病変の早期発見と対応に努めています。
フィラピー(遠赤外線治療器)
シャントへの照射により遠赤外線の温熱効果と非温熱効果が相乗し血流量を増大させ、シャントを発達させる効果があります。下肢血流増加も期待されており、フットケアの一環として下肢への照射も行っております。
透析情報管理システム
当クリニックの透析装置にはニプロ社のDiaComという最先端の情報通信システムが搭載されています。これにより透析情報や血圧などの重要な身体状況がリアルタイムで電子カルテに自動的に記録され、透析スタッフ間の情報共有が迅速・正確・効率的に可能となります。
コンパクトな設計
透析室・更衣室・レントゲン室といった診療エリアは全て1階に位置しています。駐車場もクリニック前に完備され、導線が極力短くなるコンパクトな設計となっております。
-当院の設備について-
超音波装置: SONIMAGE HS2(コニカミノルタ)
シャントエコー・心エコーを定期的に行いシャント・心機能評価をしています
心電図検査
ABI検査
下肢動脈の狭窄(ABI値)を非侵襲的に測定できる検査です。
動脈硬化の有無や程度を調べます。
レントゲン検査

採血検査
突発的な事態にも対応出来るように、クリニック内で透析中に結果が出る迅速検査装置を導入しています。
高速WiFiサービス
クリニック内でインターネットを快適にご利用いただけるよう無料でご利用いただける10ギガ対応無線LANアンテナを設置しております。
ウォーターサーバー
透析施行前後の薬剤服用時など、必要時にご利用ください。
次亜塩素酸ナトリウム活性化装置
透析配管洗浄を次亜塩素酸ナトリウム活性化装置で作製した活性水にて行っており、透析室内の清拭にも利用しております。活性水は新型コロナウイルスにも有効とされています。
病院との連携について
当クリニックは、キセラ川西地区に2022年オープンの川西市立総合医療センター至近の場所に位置しております。
連携を密接にしており、CT/MRI検査やシャントトラブル、入院を要する急性期疾患を切れ目なく行えるようにしております。

